不思議発見 - 人体 -

人体について学んだことを書いていきます。

スペイン風邪とCOVID-19

COVID-19のオミクロン株の症状を風邪を同じとみる方が多いのですが、重症者、死亡者の数は風邪の比ではありません。

保健所はパンクしていて機能マヒ状態。感染者からの電話が通じないと言います。

結局、かかりつけ医、または発熱患者を診てくれる医院が頼りです。ただ、見つからない場合はどうしたらよいのかという不安があります。

保健所は医院からの連絡のみ受け、2,3日してから感染者に連絡するようです。

 

感染重症者を救うためだといい、自分で抗原検査して(しなくとも?)みなし陽性で自宅で療養してくださいと言う某知事もいたり、医師による診療なしで感染証明をだすといいます。おかしくありませんか。

こういう事態を予見して準備してこなかった知事殿あなたに問題はありませんか。

風邪と同じだから検査しなくともOK?なんでこんなひどいことになったのだろうと思います。毎月何万円も払っている健康保険は何のためにあるのでしょうか。医者にかかれない時代ならわかりますが、他の先進国も、「みなし陽性」などといって同じことをしているでしょうか?

日本は来るべく災害(今は、感染症の第X波)に対するリスクを考えない、そしてそれに対して何をすればよいかを考えない(部下に考えさせない)リーダーが如何に多いのでしょうか。

今更ですが、発熱外来(感染疑わしき人を見る医療機関)をちゃんと準備し、そのような医院を紹介できるようにし、患者のケアできるようにすべきだったのです。

高額な税金を払っているのに、症状の軽い感染者にお上は何もしてくれません。結局自助なんですね。

 

話変わって、

1917年終わりから世界で大流行したスペイン風邪の記事を読みました。当時の世界人口が約18億人で、3年続いて少なくとも5千万人が死亡したといいます。約2.7%です。

今回のCOVID-19は、世界人口78億人のうち今までに約570万人の方が亡くなっています。0.73%弱。ワクチンのお陰といいたいのですが、人口比パーセントで1桁下がってい ません。感染者が多いです。現時点での感染者は世界で4億人でしょうか。以前も書きましたが、ワクチンは開発途上ですね。ワクチン接種しても感染しますから。ただ、症状が軽く済む。これが上のパーセントの違いでしょう。

新型コロナ感染確認 世界全体で4億人超 1か月で1億人増加|NHK

 

3年といえば、今年の2022年末で3年です。年末までに終息するかどうかです。

1918年の「スペイン風邪」はどう「収束」したのか:新型コロナの波と比較する(石田雅彦) - 個人 - Yahoo!ニュース

スペイン風邪は感染者の数の大きな波は2回あったようですが、COVID-19の今回の第6波を「大波」とすると4回目でしょうか?すると2回を超えています。

第1波~第5波 感染者数グラフ(全期間を1画面表示)|NHK

 

中和抗体がして効かない(一度かかっても新しいウイルス株に感染)している方もいるので、3年では終息しないかもしれません。となると、薬ですが。(オミクロン株には市販の解熱剤だけでよかった?)

はあ?結局は風邪ですか?でも亡くなる方は高齢者。

オミクロン株の特徴が明らかに 重症化率は低いが短期間で重篤化 高齢者には脅威:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

まだまだ、終わりは見えません。このウイルスは高齢者をターゲットにしたものだと言えそうです。(多くの先進国は高齢者の人口問題を抱えていますので、裏返して考えると意味深いです)

ここからは想像ですが、第7波も風邪のような症状で第6波でオミクロン株に感染しなかった方が多く感染。全世界人口の約2割の人が感染して終了。今感染されている方、これから感染してそれを乗り越える方は、将来(10年後、20年後いつかわかりませんが)まん延する感染症を生き延びて行く力(抗体)を得た選ばれた方かもしれません。