暑さと腹痛
夏台風は台風一過ではない。
にわか雨がよく降る。
こう暑いと、作った料理もいたみやすい。
冷蔵庫に入れてあるが。。。つい、忘れてしまうことが多い。
ごはんの残り。
そば、スパゲティの残り。
明日食べるから冷蔵する。
冷蔵庫さまさまである。
今日。
久しぶりに腹痛に見舞われた。
それも車の運転中。
腹痛はめったにない。
それも食事の後ではない。
水分補給しすぎ?
胃酸で多くの微生物は死滅するらしいが、こう、水ばかり飲んでいると胃酸も薄くなっている。
水の飲み過ぎ → 胃内停水 → 水毒 (胃腸の機能低下 ・ 食欲不振 ・ ムカムカ)
痛みは、微生物と免疫系の戦いか?
(感染症?、アレルギー?)
しばらくして収まったが。
暑さで体力消耗、抵抗力低下が進んでいるかもれないため、要注意である。
ツボと内臓と神経
誰に教えてもらったのか忘れましたが、頭痛のとき足の親指付近をもう片方の足のかかとで軽く踏んでみるとよいと聞いたことがあります。そして、そのようにして頭痛が治ってしまった経験が幾度となくあります。
※強く踏むと骨折の恐れがあります。骨の大きさ、強度に個人差があるため注意が必要です。
これは足にある「ツボ」を刺激することで脳内の血菅の異常が収まり頭痛が治ったのだと思われます。
さて、その「ツボ」ですが、実体はないと言われています。
実体がないけど、あるとはおかしな話です。
中国の長い歴史と経験に裏付けらた「ツボ」。
WHO(世界保健機構)もその存在を認め、認められたものは、全身に361個もあるそうです。
実体不明でもあると聞いたら気になります。その不思議を調べてみました。
この記事によると、人の体には「気」の経路があって、「気」が経路を通って内臓、皮膚に働きかけると言います。
その経路にある「経穴(けいけつ)」(参考文献[1])が気の出入り口。それが「ツボ」なんです。
「ツボ」を刺激することによって、経路を流れる「気」を調節できて、その「気」の流れがスムーズにいくと、内臓、皮膚が活性化されて調子がよくなるというのです。
なんとなく分かりますが、「気」とは何でしょうか。流れるもので、穴から出入りするものです。
西洋医学では、内臓神経(交感神経、副交感神経)が脊髄から内臓の血菅を覆うように存在して、内臓を制御しているといいます。
文献[6]によると、内臓につながる神経(末梢神経)は、次の2つに分類されるといいます。
〇内臓感覚系:内臓の痛みを検知して脳に知らせる感覚繊維(交感神経に沿って存在する)、その痛みは感覚受容器への刺激が電気信号に替わり、その繊維を伝達する。
〇内臓運動系:内臓を制御する神経で脳の視床下部とつながっている。
内臓運動系は、自律神経のことでですね。その神経の中枢は間脳の視床下部にあります。
意識しなくとも心拍、消化、吸収、エネルギー貯蔵などを制御しています。生まれてこの方、間脳が神経系を使って生命維持のために自動で実行してくれています。
ただし、視床下部と神経回路の役割については、まだわかっていないことが多いそうです。
調べたことをまとめますと、
「ツボ」は神経に電気信号を送るための感覚受容器であり、その電気信号が交感神経または副交感神経を伝わり(ニューロン間では神経伝達物質が働き)内臓の働きを制御する。内臓を働かせたり(これは交換神経の役目)、休ませたり(これは副交感神経の役目)します。この感覚受容器(ツボ)を刺激することで痛み(異常な状態)が取れるということが、なんとなくわかりました。
交感神経、副交感神経それぞれに働きかけるツボがあると言いますので、その違いを勉強してみるのも面白そうです[5]。
さらに、「気」イコール電気信号、神経伝達物質かも調べてみたくなりました。
指圧、針、灸で、これらがどのように変わるのかです。
わからないことも多いのですが、ツボが内臓と関わっている、ツボは神経と関係しているのは正しいようです。
参考文献
[2]西洋医学的な見方による「ツボ」の効果
https://medicalpage.net/report/archives/1971
[3]ストレスと自律神経の科学
[4]NHK高校講座 生物基礎 自律神経による調節
NHK高校講座 | 生物基礎 | 第21回 自律神経による調節
[5]はり師、きゅう師、あんま・指圧・マッサージ師のための
痛み学習テキスト
https://www.ahaki.or.jp/research/data/itami_text.pdf
[6]末梢神経(含む内臓神経系)の概観
http://neuro.dept.med.gunma-u.ac.jp/wp-content/uploads/2014/09/ef03d36c06b6a06483f5273715c87ae2.pdf
[6]の用語
Central Nervous system (CNS) 中枢神経系 :脳と脊髄
Peripheral Nervous System (PNS) 末梢神経系 : ひも状に細くのびて体内を走るもの。
主に 神経線維束 や、局所的に神経細胞体が集まって存在する神経節
PK戦の心理
サッカーWカップのクロアチア戦。日本チームはPK戦で負けましたが、PKの練習が
足りないとか、ストレスに弱いとかいうコメントをたくさん聞いたので、本当に
そうなのか調べてみました。
まずPK戦です。
PK戦は5人が蹴って、ゴール数が多ければ勝利。点差によっては5人が蹴る前に
決まります。
5人蹴って同点ならサドンデス。どちらかが先にゴール決めたらしたら勝利。
キッカーはフィールド入りしている選手のみ、控えの選手と交代して蹴ることは
できません。スタメンの選手でも、疲れていても蹴ることになります。
さて、読者の皆さんはプレッシャーにお強いでしょうか。
自分は強いとは言えません。
幼稚園の学芸会で独唱して大汗かき。やりたくないと何度も駄々をこねたらしいです。
社会人になってからマイク持ちながらのプレゼン。最後までやり通しましたが、
声が震えるハプニング。
練習、場慣れが足りないと言えばそうなのでしょうが、それだけでしょうか。
メンタルが弱いと自分でも感じていました。
スポコン番組を見て育ったのですが、子供のころは父親によく怒られたりし、
もっと上を目指して頑張ったり、負けて悔しい思いをした覚えもありません。
全力で取り組み、やることやってあとは天に任せる位の図々しさもありませんでした。
中学時代に部活でソフトテニスをしていましたが、苦しい練習をしながらも、負けて
悔しい苦い経験をしたこともありませんでした。
中高大時代にメンタルを鍛え方を学んだことがありません。
メンタルを鍛えるのは筋肉を鍛えるのと同様、力強く生きて行く為に必要な
トレーニングのような気がします。
いつ、だれが、子供にそれとなくメンタルトレーニングをすればよいか、知見者に
教えて頂きたいです。
著名なクラブに所属している選手はもちろんメンタルトレーニングしていると思います。うまくプレイできなくて悔しくてたまらない経験をされた方は多いと思いますが、子供のころ、どのようにメンタルを鍛えたのかを知りたいです。
さて、サッカーに話を戻します。
1蹴で勝敗が決まる場合の心理は計り知れません。
データは物語るといいます。PK戦についてデータとヒアリングをもとに研究された方がいて、ある方が翻訳されているので参照させていただきます。
PK戦の勝ち負けは、
・「生理的要因」:試合による疲労など
・「技術的要因」:シュートスキルなど
・「経験的要因」:年齢など
・「心理的要素」:プレッシャーや勝利につながる度合いなど
特に心理的要素が高いといいます。
シュートを決めれば勝利する、はずすと敗者となる場合のシュートの成功率が異なる。
直近のPK戦で勝利している場合と負けている場合のシュートの成功率が違う。
PK戦に参加する選手の緊張度はセンターサークルからゴールに向かう間が最大。
審判の笛の合図からキックする時間が遅いほど成功率が高い。
また、チームで励まし、プレッシャーを緩和できるチームは成功率が高い。
クロアチアとのPK戦。1番手に誰が蹴るのか…森保監督が希望者を募ったところ、南野選手が手を挙げるまでに“5秒間の沈黙”があったといいます。
順番が決まっておらず、急に指名されたり、手を上げたりするとストレスが最高度に達するのではないかと思います。俺が最初にやるとはなかなか言えないでしょう。PK戦になったら俺が最初に蹴りますという豪傑な人材を育成する必要を感じます。
選手一人ひとりがPK戦に備え、日ごろの「こころ」の準備が必要なことが分かりました。
応援もさることながら、選手への期待は大きいです。
もちろん、彼らは選ばれた人ですしメンタルも鍛えていると思います。
4年後に備え、何がまずかったのか、何をすればよいのかを皆さんで考えて頂いて、
次回こそベスト8に進んでほしいと思います。
紅葉狩り
紅葉狩りの季節ですね。
紅葉狩りで幸せ気分になるという記事があったので調べてみました。
紅葉狩りでアンチエイジング!? 紅葉の驚くべき効果とは? | 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック! | ママテナ
幸せホルモンといえばセロトニンを思い浮かべます。上の記事にもセロトニンについて書いていたので紅葉との関係を調べてみました。
色とホルモンの深い関係|大阪府|美容・健康商品販売|エイワ工業所
この記事によるとセロトニンは赤ではなく、青に関係しているとのこと。
穏やかな青い海、透き通った青空を見て幸せ気分になるのでセロトニン(ほかのホルモンも)が分泌されているのかもしれません。そう考えるとセロトニンは青。
赤は何のホルモンと単純に考えてはいけかったようです。紅葉狩りしているとき、見ているのは赤だけではありませんね。赤あり、橙あり、黄色あり、緑あり。
上の色とホルモンの関係からすると。
赤---アドレナリン
橙---インシュリン
黄色---エンドルフィン
緑---アセチルコリン
多くのホルモンが分泌されるのではないかと思います。
これが紅葉狩りの効用だと思います。
また、紅葉狩りで日光にあたり、散策(運動)、深呼吸により気持ちをよくするホルモンも分泌されるようです。
紅葉狩りがイコール セロトニンの幸せ気分とは直接関係ことがわかりましたが、幸せホルモンであるセロトニンについてさらに調べてみました。
セロトニンは、脳幹のセロトニン神経によって脳内に分泌されます。
脳内のみでなく、中枢神経系に存在します。
ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御しているといいます。
セロトニンにより抗重力筋がサポートされ(めじりのたるみがなくなり)、若返り効果もあるとのこと。
セロトニン生成には必須アミノ酸のトリプトファンが必要で、
肉、魚、豆、種子、ナッツ、豆乳や乳製品、またチョコレート、そば、バナナ、ドリアン、マンゴー、ナツメヤシ、牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、鶏卵、ゴマ、落花生を食べるとよいらしいのです。
脳内のセロトニンと腸のセロトニンは無関係と言いますが、血流にのって運ばれるため、まんざら無関係でもなさそうです、
食べ物は腸で消化されるので、腸にあるセロトニンと脳にあるセロトニンが関係ないと
言われてもしくっくり来ないです。
話は紅葉狩りに戻します。
実際に紅葉狩りしながら、散策、マスクをはずして澄んだ空気を吸いたいです。
紅葉が終われば小春を楽しみに海岸散歩もよいかもしれません。
草木、海(水)、空(空気)に影響を受けながら、そして、上に書いたような食物を通して生かされているとしみじみ感じます。
参考文献
幸せホルモン「セロトニン」|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部
【精神科医が解説】セロトニンから考える心身によい生活習慣 | こころみ医学元住吉こころみクリニック【内科・呼吸器内科・心療内科】
新型コロナウイルス第8波流行
新型コロナウイルス流行の第8波が始まったようである。
このウイルスの流行はいつまで続くのだろうか。
100年前のスペイン風邪は約3年でおさまった。
新型コロナはこのままでは、3年でおさまらない気配がする。
変異を短期間に繰り返すウイルスのためである。
なぜウイルスははやく変化するのか?|ようこそゲノムの世界へ (tohoku.ac.jp)
日本での感染者数は、1日8万人、そして今後はおそらく1日30万人を超える。
この記事によると、感染者数は日本が週に40万人、次いで韓国が29万人、米国の26万人、ドイツが22万人、中国が21万人と続いている。まともに計数をしているのは日本と韓国くらいではないか。
それほど重症化しない。死亡率も低い。
数を聞くと驚くが、日本は他国にアメリカに比べ死亡率が低い。そう聞くと、日本の医療体制はすばらしい気がする。
感染が収まらないため、ヒトの英知はこれまでか。との感じがする。
重症化防止にはワクチンが必須。
罹患防止にはマスク、手洗い、うがい、換気、仕方ないが継続しかない。
罹患しても重症化しないのであればワクチンなしでもよさそうな気もするが、後遺症があると聞くとワクチンは必要な気がする。
ワクチン有料化も仕方ないが、1万円は高い。
せめてインフルエンザワクチンと同じ位の費用(4千円)にしてほしい。
政府の補助をお願いしたい。
流行を止めるためには、ゼロコロナ対策(感染者をゼロにする)が必須であるが、世界中で行わないといけない。中国だけゼロコロナ対策しているが意味はない。
withコロナ政策で、いかに重症化を防ぐのか、後遺症を防ぐのかを探るのが正しい道と思う。
誤った羞恥心
人だけが持っている羞恥心。動物には羞恥心はないと言います。刷り込まれた大脳がなせる業だからです。
日本人と欧米人では羞恥心の程度が異なります。
日本人はパートナーへの愛情表現を人前ではほとんどしません。
例えば、欧米人は人前でキスしますが日本人はしませんよね。
恥ずかしいからだと思います。
最近は、昔ほど羞恥心がなくなってきています。
電車やバスの中で女性が人前でお化粧をするのを見かけますが、これについて羞恥心がなくなったという方もいます。
それらができない人のやっかみが、羞恥心を煽っている気がします。
別れの際の抱擁、キス。人前でのお化粧。当事者は羞恥心を抱いていません。
あまりよい例ではないかもしれませんが、温泉旅館で共同浴場に入るときタオルで股間を隠しながら湯舟に向かう。これって羞恥心の現れですね。
他人より小さいから?比較が一番の原因です。大小の差は親からもらったもの(笑)のため致し方ないです。羞恥心は「比較」から発生します。
国民性、男女、時代の違いによって羞恥心の程度が変わると思います。
「気まずい」「恥ずかしい」「いたたまれない」のはあなただけじゃない
これを読むと、外国人も羞恥心を感じていることが分かります。
ただ、日本は異常のような気がします。
日本人の多くは農耕、町社会、武士社会を中心に、現代に至って会社員として暮らしてきました。
羞恥心はその社会がもつ規律、そして目に見えないところで他のメンバーの感情を乱すことでの問題の発生を嫌ったために植え付けられてきたのではないかと思います。
共感性羞恥心という羞恥心があります。村社会では羞恥心が伝搬するのです。
例えば、規律を破った人へのパワハラは見せしめであり、皆にはずかしい気持ちを
いだかせるために使われてきました。
子供のころ私はよく泣く子でした。そのため父親によく怒られました。
男は涙を見せてはいけない。弱みを見せてはいけないと。
涙イコール弱者ではないと思うのですが、父は違いました。
恥ずかしいと言われました。
弱みはその昔、村社会では命とりだったのでしょう。
父はそういう教育を受け、子供の自分にもそう教育しました。
リーダーは強く、泣を流さない。
村社会では強い人、賢い人、感情にとらわれない人をリーダとするからだと思います。
世界は日本とは異なり、感情表現が豊か、恥をそれほど気にしないと思います。
個人の感情、気持ちを大事にする社会だからです。ただ、自分の感情に責任が問われています。
日本の恥文化は宿命のような気がしますが、この恥文化が日本社会を停滞させる原因になっているのであれば、変えていかなければならないと思います。
恥からくる隠し事と嘘は、社会をよくすることはありません。
知らぬが仏ということわざがありますが、知らずして感情を乱すことがない、自分への影響がない、責任をらない甘い社会のままでよいのでしょうか。
恥ずかしいから「しない」、「隠」したり、「嘘」をやめ、何が最善かを考える社会でありたいです。
昨今の著名な政治家の嘘と著名な日本大企業の品質不正。嘘、そして恥による隠ぺい。日本人には理解されても、世界では理解されません。
今にはじまったことではありませんが、日本人は不正と嘘を恥とする正しい羞恥心(倫理観と言った方がよいでしょうか)を持つ国民に変わる必要があると思います。