不思議発見 - 人体 -

人体について学んだことを書いていきます。

夫婦は他人でない!?

夫婦が似るのは子供がいるためとの話があります。

 

夫婦が似てくる理由は、心理学的にも、遺伝子レベルでも説明できる! | 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会ブログ 「働く人の心ラボ」 (counselor.or.jp)

 

子供が胎児のころ、胎盤を通じて胎児と母親の間でやりとりされる血液に乗って夫の遺伝子が母親の細胞に輸送されるというのです。胎児の細胞には夫の遺伝子も含まれているので、夫の遺伝子が妻の細胞に輸送されたということなんです。

夫というより子供の遺伝子すなわち自分と夫それぞれの遺伝子が輸送されたということだと思います。

 

なんと、妻が夫に似るのは妻が子供を通して夫のDNAを貰ったから。

 

そういえば、変な話。

なんとなく、妻は、自分の母親に似てきました。

夫婦は他人でなく、子ともを通して家族、同じDNAを持つ間柄になるようです。

すべてではないのですが、骨格と性格については妻は自分に似てきていることから、まんざら嘘ではないようです。

子供を産むのは女性しかできないため生物学上仕方ありません。

妻側から見ると悔しいのですね。自分の遺伝子を夫に分けて自分に似た夫にしたい?

と思っている方もいるでしょう。。

 

上のURLの記事には遺伝子だけでなく、大脳のミラーニューロンも関係していると言います。大脳がお互いを似た感情にさせるということなんです。

 

夫婦仲良くするには、同じものを食べる。そうすれば腸内細菌も似たものになり、その細菌により同じ神経伝達物質が放出される(仮説です)。男女性差があるので全く同じものではないと思いますが。

お互い顔をよく見て会話する。そうすれば、大脳のミラーニューロンにより口癖、表情が似てきます。性格も似てくるのですね。

 

思い切ってマスクを外しませんか

マスクは感染症防止に役立ちました(役立っています)が、政府が国民にマスクを外すように呼びかけているのに、国民がマスクをはずせない理由を考えてみました。
また、はずしたほうがよい理由も書いています。

 

まずは、
・マスクについて思うこと、そして
・健康に与える影響、
という流れで書いていきます。

 

(1)マスクについて思うこと
マスクといえば、アベノマスクを思い出します。(資料1)
布マスクでした。その昔はみなそうでした。新型コロナが流行しだし、不織布マスクが中国から手に入らないため、政府が急きょ作らせて国民に配りました。
でも、見向きもされませんでした。ガーゼはいけなかったですね。
せめてウレタン製のリユースマスク。ただウレタンは不織布より感染症防止効果が弱いと言われていたので、政府は効果のあるリユースできる布マスクを採用した。今思うと、安倍さんはやることが早かった気がします。

さて、不織布。
アベノマスクが見向きもされなかったため、国は新規に不織布を作るメーカーに補助金を出しました。
シャープも手を上げ不織布マスクを作りました。利益考えずに手を挙げて立派です。
今に至っては多くの国民は価格の安い中国製を使っていますが、その後シャープのマスクはどうなったのでしょうか?
設備投資回収ができないため、まだ作っているようです。(資料2)
液晶ディスプレイを作っていた三重工場のクリーンルームで作っています。
中国製と同じくらいに安く作ることはできないでしょうか。将来起こる感染症流行防止のために、マスクを安く作る技術、設備を考えて頂きたいです。その間は、医療従事者向けとか高価であっても購入してくれる顧客に販売するなどうまく継続してほしいと思います。

さて、
この不織布マスク感染症ごみですので焼却されているとは思います。不織布はポリプロプレンのため自然に帰りません。

コロナごみ焼却のための多くの焼却施設作られ、CO2が増えています。
CO2削減といいながら、多くの人が毎日不織布マスク使っています。
すでに海ごみにもマスクなどコロナごみが多く見つかっています。(資料3、4)
環境問題を感えると、マスクが不要なときに不織布マスクをするのは良くないです。

先進国では日本だけがマスクを外せないとなれば、日本特有の事情があるのではと勘繰りたくなります。
シャイな日本人は、口元を他人に見られたくない?
口に関することわざも多く、日本人が口に対する偏見たとえばセックスアピールなど多くのことが関係しているのではないかと思い別途記事を書いてみたいと思います。
みんなで渡れば怖くないと言いますが、皆がマスクしているためマスクをすることで安心感を得ている。一人だけマスクをはずすと怖い。日本人特有の人と異なることをしたときの恐怖心ですね。村八分された記憶がDNAに残っているのでしょうか。
日本では風邪を引いたときにマスクをする習慣があるため、必要のない人がマスクしつづけるとと健康によくないとのネガティブキャンペーンをしなければ、マスクは外せないかもしれません。

 

自分は、会社通勤で歩いている間はマスクを外しています。
今年の夏は大変暑かったため、外を歩くときは熱中症になるのを避けるため外しました。
今は暑さもだいぶやわらぎましたが、歩くときは外しています。

ちゃんと酸素を吸いたいですから。さて、マスクが健康に与える影響について述べます。

 

(2)健康に与える影響

1.口に関わる異常
マスクをしていると、口を大きく開けることが少ない。ゴム紐で顎が引っ張られているため、会話するときも笑うときも顎を引いていない、すなわち口が開いていないです。
そのためか、歯並びが悪くなる、咀嚼障害、歯周病になりやすいと言います。

(資料5)

 

2.表情
口を開けないと口の周りの筋肉が衰えます。すると表情も硬くなります。
自分も感じています。会社でずっとマスクしていて帰宅すると顔がこわばっている。
顎関節症にもなりました。表情筋がかたまって老け顔になります。
自分も鏡を見ると老けて見えます。歳だからしょうがない笑。マッサージしなければ。。

 

3.酸素不足
マスクしていると口呼吸になりやすい。鼻呼吸していないため。酸素が不足します。
脳にとっても良くないです。

 

4.においに鈍感になる
臭いをかがないことによる感性の悪化、臭覚とそれにかかわる大脳の発達遅れ。
危険予知感覚不足。ただ、マスクしているときにだけ異様に感じる臭いもあるので、不思議です。マスクのフィルターを通過する粒子が臭いを感じさせるのでしょうか。

 

顔の筋肉、表情が発達途中の子供がマスクばかりしていると成長に問題を起こしそうです。
文部科学省には、新型コロナウイルスにさらされた子供の成長が抑制されないように、
調査を行い、問題が起こりそうなら対策をして頂きたいです。

 

以上、マスクが不要なときにマスクしていると健康によくないことを上げました。
新型コロナの感染も下火になった今、外では完全にマスクをはずしませんか?


参考資料
(1)アベノマスク

ja.wikipedia.org


(2)シャープのマスク

jp.sharp

(3)マスクが海ごみとして急増

fukushima.uminohi.jp


(4)増え続ける海洋ごみ

www.nippon-foundation.or.jp


(5)マスクの弊害

マスク着用の習慣化による体の不調・変化に関する調査を実施。約半数がマスク生活のもたらす健康リスクを「何も知らない」一方、3人に1人がその症状を実感!|株式会社ロッテのプレスリリース (prtimes.jp)

遺伝する臭い

今日はお彼岸にちなみ、既に亡くなっている両親を思い出しながら、父母からさずかったものについて書いてみたいと思います。

若いころ、母から「あなたはお父さんと同じ匂い(体臭)がするね」と言われたことがあります。自分も、なんとなく感じていました。
においだけで思い出すわけではありませんが、父のにおいは自分のにおいなので父を
よく思い出せます。残念ながら母のにおいはほとんど思い出せません。

その体臭ですが、食事、ストレスに関係するものと、遺伝的要素が係るものがあるといいます。
自分は、それほどはひどくはありませんが、上のように母から言われたこともあり、
中学生の頃から外出するときはデオドラント、制汗剤がかかせなくなりました。
今は、若い頃のように体臭はきつくないと思いますが(勝手にそう思っています笑い)、デオドラントがなかなかやめられません。
わきがは、優性遺伝で両親がわきがだと8割の確率で、どちらかの親がわきがだと5割の
確率で遺伝すると言われています。

 

わきがのにおいの原因となるのはアポクリン汗腺です。
汗に含まれる脂肪、タンパク質、鉄分ほかの成分が、細菌によって分解されて臭いを
発すると言われています。

アポクリン汗腺の数は遺伝すると言われています。汗腺の数が多いと汗の量が多い。
汗が多いと臭いもするわけです。

さて、わきがとして体臭がきつくなるのは思春期以降。思春期にアポクリン腺が発達
するからと言われています。
アポクリン腺の発達には性ホルモンが関係しているとのことですが、性ホルモンがアポクリン汗腺をどのように発達させ、どのような汗成分を多く分泌させるようになるのかを調べてみました。
アポクリン汗腺」を顕微鏡で見てその細胞を解析したもの、幹細胞からアポクリン汗腺を再生成する実験がありましたが、ずばり、アポクリン汗腺の発達について書かれている文献は探せませんでした。
また、調べてみたいと思います。

若い頃は親に感謝できませんでしたが、特に父からは大いに期待されよくしかられたことを思いだしました。
臭いは昔を思い出すきっかけになりました。

p.s.
わきがについて調べると、美容外科のサイトが多く見つかります。
わきがについて悩み、治療を受けたい人が多いからでしょう。

美容外科ではホームページで医院長のブログとか、事例とか、料金とか信頼を得るための情報開示が多いです。

共立美容外科【公式】|美容整形、美容医療専門クリニック

・遠方なためわざわざ行きませんが、次の美容整形外科の医院に見入ってしまいました。

札幌美容形成外科

 

それから、面白いものもの見つけました。
コニカミノルタが臭いを可視化する機器を販売していましたが、売れなかったようです。

世界初ニオイ見える化チェッカーKunkun body(クンクン ボディ)|コニカミノルタ


においを気にする日本では売れそうですが、在宅勤務で人に会う機会が減り、また
サイズが大きくて値段が高いからでしょうか。
においセンサーを小型化、安価にするのは難しいと思いますが、リベンジしてほしいです。
日本人は臭いに敏感なため、小型安価なにおいセンサーと脱臭装置、芳香装置を繋げてみると売るかもしれません。

地球の公転がヒトの健康に関係している?

今日は秋分の日です。
昼と夜の長さがほぼ同じ日。Wikipediaによると昼が少々長いらしいです。

秋分の日 - Wikipedia

さて、話は大きくなりますが、ヒトは地球に生まれ年老いていく宿命を背負っています。
地球あってこそ、こうして生きて行けるわけです。
地球の「自転」はヒトの体内時計と関係していますが(文献1)、「公転」もヒトの健康に影響しているというのです(文献2)。

日本は、公転によって日照時間が変わります(緯度によります)。そして、日照時間の長短によって、ヒトの体内で生成されるビタミンD3の濃度が変わるといいます。

また、ビタミンD3の濃度は、インフルエンザの罹患率にも関係しているとのこと。
文献3によると、ビタミンD3を摂取したヒトは摂取しない人よりインフルエンザの罹患率が低かったという実験結果があるそうです。

今年の冬は、インフルエンザが流行するとの予測されていますが、インフルエンザにかからないためにもビタミンD3の摂取するとよいかもしれません。

食べ物からもビタミンDを摂取できます(文献4)。
次の食物にビタミンDが含まれていると言われています。

 

サケ、マグロ、サバ
レバー、チーズ、卵黄
キノコ類

 

さらに、ビタミンDが、がん予防にもなるとの話があります。
ただし日射に含まれる紫外線は皮膚がんの原因となるため、野外での多くの日光を浴びないように注意が必要です。

冬は紫外線量も少ないため、日を浴びたほうがよいと思います。
気象庁の紫外線量計測データを参考までに掲載します。


ヒトが一日に必要なビタミンD量(5.5ug)を日光浴を通して体内で生成する場合に必要な時間を、(文献5)から抜粋します。
両手・顔を晴天日の太陽光に露出したと仮定した場合、紫外線の弱い冬の12月の正午

那覇で8分
つくばで22分
札幌で76分

必要とのことです。

沖縄では簡単そうですが、札幌は大変難しそうです。

このデータを見たとき、沖縄の人がビタミンD3を多くもっている可能性が高く、免疫力もあり長生きする?。がんによる死亡率が低い?のではと思いました。

県別の平均余命とがんによる死亡率統計にアクセスしてみましたが、上の仮説は正しくありませんでした。ほかにも因子があると思います。
たとえば、地域独特の食習慣、地域の医療体制が関係しているかもしれません。

一方、「がん罹患率」は年間日照時間に関係するようです。
大きな差はありませんが、年間日照時間の長い県はがん罹患率が低いことが見うけられます(文献7、文献8)。

 



日照時間の少ない東北の日本海側、北日本と瀬戸内海の県はがん罹患率が高いです。

日照時間からは、東京を除く関東、東海、中部地方は、がん罹患率は低いです。

日照時間はがん罹患率に関係している因子の一つのようです。

罹患率の最大最小の差は15%ですが。

がん罹患率は毎年変わっているため、日照時間は大きな因子ではなく、他の因子も大きくかかわっていると思われます。

 

文献

(1)体内時計 (論文の抄録)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhas/9/2/9_118/_pdf/-char/ja

 

(2)公転、自転とヒトの健康の関係

医療法人社団 満岡内科・循環器クリニック

 

(3)ビタミンDの効能について

インフルエンザ予防になる栄養素とは? | 内科・消化器内科|かわクリニック|神戸市垂水区舞子

 

(4)厚生労働省ビタミンDについて解説した記事
(米国文献を翻訳したもの)

厚生労働省eJIM | ビタミンD | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト

 

(5)ビタミンDが必要な日光浴時間

体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定 -札幌の冬季にはつくばの3倍以上の日光浴が必要-|広報活動|国立環境研究所

 

(6)胃がんによる県別死亡率 (その他疾病のデータ含む)

(1)各都道府県別の標準化死亡比について(男女別)

 

(7)県別日照時間

http://grading.jpn.org/SRB02401.html

 

(8)県別がん罹患率

「がん罹患率」が高い都道府県 3位「青森」2位「北海道」、では1位は? - All About NEWS

夢にはっとする

ヤクルト1000が増産されるとのニュースを聞きましたが、まだスーパーマーケットでは売っていないため、自分はヤクルト200(スーパーで5本入り200円)を飲んでいます。先日、コンビニでヤクルト1000を1本だけ見かけたのですが150円。

高いと思ったので、購入しませんでしたが、アマゾンでは1本500円で売っているではありませんか?

ヤクルト1000は、安眠できるとの前評判ですが、ヤクルト200はそれほどでもないかもしれません。

毎日ヤクルト200を飲んでいますが、やはり年のせいか、夜、トイレに起きます。

そしてよく夢を見ます。

覚えているときもあり、忘れているときもあります。

 

先日は、夢に、今から20年程前に2年間一緒に研究をさせて頂いた九州大学の教授が現れました。

夢での出来事ですが、

その大学教授が福岡から東京に打ち合わせに来られているのですが、会議室に長い間お待たせしてしまい、やきもきしている自分がいます。

そういえば、実際にそのようなことがあったような気がします。

その先生とはその後お付き合いはないのですが、大学を退官されて自由を楽しまれていると思いきや、ネットで調べると東京で、国の研究機関の副所長をされているではありませんか。自宅は博多だったので単身赴任?

その当時も元気な方で、自分の大学のほか、東北大学でも教えてられていて、いつ家に帰っているのだろうと感心していました。

自分も単身赴任していますが、頑張らなければと思いました。

自分が先に老けてしまいそうです(笑)

医療ミス

医者は神ではないため「ミス」をする。

 

ただ、そのミスが原因で患者の命が奪われたら。

 

ミスを犯した医師は、病院はどのように責任をとるのだろうか。

 

《横浜乳幼児医療過誤死》「小さな肝臓に5回、6回と針を…」常識はずれの医療ミス、隠蔽、そして開き直り…愛娘を亡くした両親が選んだ病院相手の11年戦争(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

 

この医療ミスの話を読んでいて、父のことを思い出した。

父は胃癌で亡くなった。

死亡診断書で書かれている死因は胃癌だった。

入院時にはそのような気配はなかった。

 

某がんセンターに転院。

今でいうと胃癌末期、ステージ4だった。

入院すると検査から始まる。

検査づけだった。

 

足の付け根から、肝臓の細胞をとって検査した。

一度でなく2回だった。

ところが、その後、肝臓(横腹)がはれ上がってしまった。

熱がでた。

痛そうだった。

胃癌と肝臓の関係はわからなかった。

その後、2ヶ月でなくなった。

火葬場で亡骸を焼いて骨を拾うとき、忘れられない光景を見た。

横腹の当たりが「黄緑」の色で染まっていたのである。

「これ何」でしょうか?」と焼き場の人に聞いたら、

その職員は、

「棺桶に入れた菊の花の色素ですよ」

と言った。

信じられなかったが、薬の色素が残ったのだろうと思った。

新薬でも投与されたのだろうか。。

 

検査漬け

薬漬け

 

今から40年前。

医療を信じられなくなった光景だった。

特に、大病院は患者を実験台にしているような気がしていてならない。

 

教養としての意識

ホメオスタシスと感情と意識の関係を説明した本がある。

自律神経系がその関係のカギとなるという。

 

ダマシオ教授の 教養としての「意識」 機械が到達できない最後の人間性 | アントニオ・ダマシオ, 千葉敏生 |本 | 通販 | Amazon

 

この本は、抽象的な表現が多く読み進むのが難しいのですが、

生命維持と神経系と感情がむずびついた高等生物であることが書かれています。

読み進めて分かったことを、理解できたことを今後書いていきたいと思います。

 

----

ホメオスタシスとは、

恒常性 - Wikipedia

生物が生きるために体内の状態を一定に保つことで、

体温、血圧、血糖値、体液の浸透圧、傷の修復。。。

生きるためにさずかった力である。