幹細胞
幹細胞の核のDNAに、生体として何にでもなりうるスーパー設計図があるのでとは仮説をもって調べていますが、答えはまだ見つかりません。
ウキペディア
この記事には、幹細胞の種類の説明はあるのですが、その幹細胞がもつ核とかDNAについての記述はされていません。
次の記事です。
受精卵から体の様々な細胞や組織に分化する仕組みの解明~エピゲノムの研究~ — 木村宏顔 東工大の研究者たち vol.35 | 研究ストーリー | 研究 | 東京工業大学 (titech.ac.jp)
細胞のDNAは同じであるが、必要なときに遺伝子をON,OFFして発現するといいます。
遺伝子のON/OFFはmRNAへの転写が起きるとON、起きないとOFFらしいです。
DNA中の遺伝子をRNAに転写する度合いを制御し、DNAの可逆的な化学修飾の仕組みをエピゲノムというそうです。エピゲノムのエピはあとからつけられたという意味とのことです。
そして遺伝子のある部分がONになって心臓ができたり、また肺ができるらしい。
すなわち、心臓、肺、胃、などの器官の設計図はDNAにある。。
このON/OFFのメカニズムがよくわかっていないそうです。
幹細胞にスーパー設計図があるとの仮説は間違っていました。
スーパー設計図はすべての細胞がもっており、設計図の一部がONされたり、OFFされたりします。ONされるとONされたところの設計図を用いて器官を作るのです。
遺伝子のON/OFFを制御しているのは「だれ」または「何」でしょうか?
そこが知りたくなりました。
次はエピゲノムです。