寄生虫 トキソプラズマ
腸内細菌についてはさらに調べてみたいのですが、似たような生物である寄生虫について調べてみました。
トキソプラズマに感染すると脳内神経物質やホルモン量が変わるとの仮説があります。
トキソプラズマはドーパミンやテストステロンを増加させるというのです。テストステロンの多い男性は行動的攻撃的になることが知られているらしいのです。
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トキソプラズマはもともとネコ科の動物とその非捕食動物が主な生活環でした。家の中でかっているネコは大丈夫だと思いますが、外を歩き回るネコを飼っている場合は注意が必要です。ネコを飼っている家では夫の行動が変化する(暴力的になる)おそれがあるかもしれないため注意が必要です。
感染するルートとしては、ネコ科の動物の糞または汚染された土壌や水を経由してヒトの口や目などから侵入します。また、汚染された動物の生肉食、輸血や臓器移植など、母子感染などが知られています。
健康な人がトキソプラズマに感染すると、無症状のまま原虫の保有者となることが多いとのことで、先進国の人口の約1/3、世界人口の約半分がトキソプラズマに感染したことがあると考えられているといいます。
環境が性格を変えるという説は、寄生虫によって精神に係る物質量が変わるからともいえます。
砂場でよく遊んだ子供はやる気があり創造性があり元気な人間に成長すると言われているのも、一皮むくとこんなことも関係してそうです。
ただし、寄生生物に宿り主である人間の精神が左右されるのも情けないと思います。そういう意味で、自分らしく生きるためにも、人体と周りの環境(作用する生物)について、もっと学ばなければならないと思います。
妊婦はトキソプラズマ症については、要注意と下の記事には書いてあります。